Qt Creator 3.4.1 がリリースされました。3.4.0 のバグ修正版です。
Qt Installer Framework 2.0.1 リリース
Qt 4.8.7 リリース
Qt 4 系の最終リリースとなる(予定の) Qt 4.8.7 がリリースされました。
主な変更内容は以下の通りです。
- 画像ハンドラのセキュリティアドバイザリーへの対応
- GIF: CVE-2014-0190, CVE-2015-1860
- BMP: CVE-2015-0295, CVE-2015-1858
- ICO: CVE-2015-1859
- libpng: 脆弱性修正のため、1.6.17 へ更新
- libtiff: 脆弱性修正のため、4.0.3 へ更新
- Mac OS X 10.10 Yosemite 上での動作を改善
(正式サポートは Qt 5 系でのみ行います)
Qt 4.8.7 は Qt 4 系の最終リリースとなる予定です。
標準サポートも 2015 年の 12 月までとなり、その後は延長サポートとなります。
また、新しくサポート対象 OS やコンパイラの追加は行いません。
既存のプロジェクトは Qt 5 への以降が推奨されます。
Qt 5.5 ベータ版リリース
qbs 1.4.0 リリース
Qt Creator 3.4.0 リリース
Qt Creator 3.4.0 がリリースされました。
3.4.0 では C++ サポートが拡充されています。
- クラスの宣言に含まれているすべての関数定義を外部に移動するリファクタリングアクション
- Qt5 で対応した 新しい書式のシグナル・スロット の補完
- クイックアクセスにすべてのインクルードされているファイルへのアクセス用フィルタが追加され、フィルタを指定しない場合のデフォルトになりました
セキュリティアドバイザリー: BMP, ICO, GIF 画像処理の脆弱性
BMP, ICO, GIF の画像処理に関するセキュリティアドバイザリーが公開されています。Qt 5.4.1 を含むすべての Qt に影響します。
不正な BMP, ICO あるいは GIF ファイルを読み込んだ際に、DoS 脆弱性またはバッファオーバーフローが発生します。後者の場合は任意のコードが実行される可能性があります。アプリケーション側で可能な対応はなく、リリースを待って Qt 5.5 を使用するか、以下のパッチを当てた Qt を使用する必要があります。Qt 4.8.7 と 5.4.2 はこれらのパッチを適用してリリースされます。
- Qt 5 系のパッチ:
- Qt 4 系のパッチ:
CVE-2015-1858 BMP vulnerability CVE-2015-1859 ICO vulnerability CVE-2015-1860 GIF vulnerability
Qt Installer Framework 2.0 リリース
Qt Creator 3.4 RC1 リリース
Qt Creator 3.4 RC1 がリリースされました。
Qt Creator 3.4 の新機能などは ベータ版のリリース記事 の 英語版 を参照してください。
Qt 5.5 アルファ版リリース
Qt 5.5 アルファ版がリリースされました。
アルファ版のため、ソースのみのリリースです。使用にはコンパイルが必要です。