5/20 の Qt Developer Day Tokyo まで約一週間となりました。Digia の主催としては初の開催ですが、無料かつ翻訳付きなので今後のためにも是非皆さんに来て頂きたいと思います。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、SRA がプラチナスポンサーということもあり、「Qt Quick の紹介」セッションを受け持つこととなりました。
以下はセッションの紹介です(私が書いた文章ではありませんが)。
「Qt Quick は宣言型の UI のデザインと、命令型のプログラミングロジックを分離した最新のユーザーインターフェース開発技術です。従来から Qt で使用されている C++ の API の代わりに、QML と呼ばれる宣言型のプログラミング言語を使用してアプリケーションのプレゼンテーション層を記述します。Qt Quick を使用することにより、なめらかに動作する UI の開発が非常に簡単になります。製品の競争力の鍵であるユーザーインターフェースを構築するために必要な要素がすべて揃っています。このセッションでは Qt Quick の基本的なコンセプトを説明した後、なめらかに動作するユーザーインターフェースを構築するための様々な機能やベストプラクティスを紹介する予定です。」
セッションの詳細はまだ検討中ですが、基本的には初心者向けに概要を紹介するセッションになると思います。どの程度コードを扱うかはまだ未定ですが、深いところまでは掘り下げないつもりです。もしこのセッションで聞きたいことなどありましたらご連絡ください。
余談ですが、SRA としては組込みシステム開発技術展(ESEC)にも Qt で出展します。Qt Developer Day で展示するものとほぼ同じものになりますが、組み込み向けの Qt のデモ展示(i.mx6, vxWorksなどを予定)を行いますので、Qt Developer Day には参加できない方はこちらへどうぞ。時間帯によっては私も説明員として立っています。
P.S.
Qt Developer Dayのセッションですが、このサイトに来るような人たちはその裏で Lars Knoll が話す「最新のQt5の主な機能」の方が興味深いと思います。というか、私も聞きたいので誰か代わりに話しませんか 😛