Qt Creator 2.7.2 がリリースされました。
Qt 5.1 のリリースにあわせて Android 対応の改善などが行われています。
新機能が気になる人は Qt Creator 2.8.0 のリリースがすぐだと思いますので、そちらを待つか、2.8.0 RC を試しましょう。
Qt のあれこれ (仮)
Qt 4.8.5 がリリースされました。Qt 4.8 系のパッチリリースになります。
多数のバグフィックスに加え、4.8.4 リリース以降に発見されたセキュリティアドバイザリーの修正などが行われています。下記に 4.8.5 で修正されたセキュリティアドバイザリーを記載しておきます。ネットワーク系のアプリを使用している場合などはアップデートを推奨します。
対応されるのはしばらく後になりそうですが、Qt 5.1 のオンラインインストーラで Qt 4.8.5 をインストール可能にする計画もあるそうです。
Qt Creator 2.8 RC 版がリリースされました。
Qt Creator 2.8 の新機能については「Qt Creator 2.8.0 ベータ版リリース」を参照してください。その他にも、LLDB の実験的サポートや QNX/BlackBerry サポートの改善などが行われています。
Qt 5.1.0 の RC 版がリリースされました。
ベータ版から RC 版での変更点としてはパッケージ関連のものが主なものとなります。
Qt 5.1 そのものの新機能については 5.1 アルファ版のリリース記事 を参照してください。
Qt の新たなビルドツールとして開発が進んでいる qbs の 1.0.0 がリリースされました。
先日の 0.3.0 からの変更点は特に記載されていませんが、バグフィックスやドキュメントの追加などがメインのようです。
Qt 自体のビルドに使用するには configure や syncqt 相当の機能が不足していることや、Qt の無い環境でビルドできないことなどから課題は多いですが、特に Windows では make よりも速いなど今後が期待できるビルドツールです。
Qt Creator にも(デフォルトでオフになっていますが)対応プラグインがありますので、是非試してみてください。と言いたいところですが、2.8 beta のプラグインでもビルドが実行できる程度で多くの手作業を必要とします。 Setting Up a Qbs Project などを参考にしてください。
Qt Creator 2.8.0 のベータ版がリリースされました。
主な変更点は以下の通りです。
Qt 5.1.0 のベータ版がリリースされました。
5.1 の新機能に関しては Qt 5.1 アルファ版の リリース記事 を参考にしてください。
5.1 アルファとの大きな違いは(もちろんバグ修正などもありますが)バイナリパッケージが用意されていることです。5.1 でサポート予定のすべてのパッケージがそろっているわけではありませんが、Windows 用の (ANGLE ではなく) デスクトップ用 OpenGL でビルドしたパッケージや Linux 版のみですが Android 用のパッケージがリリースされています。また、現状はオフライン版のインストーラしかありませんが、正式リリース時にはオンライン版のインストーラも用意される予定です。
プラットフォームとしては Android や iOS のテクノロジープレビュー版に注目が集まっていますが、この他に Windows Embedded Compact 7 に対応予定となっています。